モバイル化が進むにつれてワイヤレスなものが便利で使い勝手も楽々!そう思っているだけのあなたには注意が必要。あなたのワイヤレスキーボードは安全と言い切れるだろうか?
ワイヤレスキーボードでハッキングができる
私も便利なワイヤレスキーボードを趣味に仕事に色々な面で利用することがあった。
しかし今は有線キーボードへ戻った背景には今回問題かつ本題となる理由があるからなのだ。ぜひ気をつけてほしいため確認してみてはいかがだろうか。
有線無線キーボードのメリットデメリット
有線無線キーボードそれぞれ利点があるが、なぜかケーブル式(有線)キーボードを使っているとまずこういったデメリットばかり考えないだろうか?
- ケーブルだらけでデスク周りが汚らしい。
- 配線が邪魔。
- 愛犬がうっかりキーボードの線に足を引っ掛けて切れそうになった。など
比べてワイヤレスのキーボードになるとメリットが増える
- 寝転びながらキーボードが使える
- 配線を気にせずに使える
- 移動も便利
- 収納位置もスッキリしやすいなど
しかしワイヤレスの安全性は絶対的に保証ができるものではない?では早速ハッカーからの情報を確認していこう。
ハッカーが盗聴成功ワイヤレスキーボード
ワイヤレスキーボードは周波数2.4GHz無線信号が使用することが多いというが、以前はそれよりも周波数の低く、波長の長い無線信号だったそう。 あなたのものはどうだろうか?こちらのサイトで検証実験済み。
- Logitech製iTouch検証実験
- メーカー:Logitech iTouch PS/2
- 製造:2000年7月頃
- キーボード:ワイヤレス
- 周波数:27MHz(ギガより低い!)
- キーが1つ押すと約85ビットのデータが生成
※Logitech=(日本ではLogicool)
※なお、Logitechは、日本のコンピュータ周辺機器メーカーであるロジテック株式会社(Logitec Corp.)とは無関係(Wikipediaより)
通常のキーボードはこういった状態になっているのだが、
今回のキーボードは暗号化されていないため、傍受した信号をマッピングから再現してみるとこういったキーボードからの情報が丸見えに!
恐ろしい。ではワイヤレスキーボードは全てが暗号化されていないのか?今回の実験が2000年頃製造なので今の2015年や2013年頃なら問題ないものなのか?気になるところ。ではこういったところを確認しよう。
暗号化されていないキーボード
まさかと思い実際購入したワイヤレスキーボードを確認することに。
なんとマウスとワイヤレスキーボードがセットで超お買い得品ということで2つも購入。これがいけなかったのだろうか。暗号化されていないという情報が。
暗号化されているワイヤレスキーボード確認方法
購入前に製品についての詳細情報を確認することができる。それはどのサイトでも同様。ワイヤレスキーボードにセキュリティー情報はあるだろうか。これは重要なのだ。 例えばこういう記載がある。
「通信データを暗号化(128bit-AES)することでセキュリティーも万全です。」
これなら最低限安心な範囲だろう。ただもしあるなら256ibtや512bit等そういった類があれば尚更セキュリティも強いはず。
ワイヤレスキーボードの安全保証力
とはいえど、全てにおいて100%ハッキングされない、または盗聴されないということは言い切れないのがインターネット、ITが日々進化している原因か。パソコン付属のカメラ(ウェブカメラ)でもマウスでもあらゆるところから情報を覗き見される可能性はあるのだということは知っておくとよいだろう。そして自分にとって最良の方法やツールは何か見つけ出すことが重要なのだ。
【参考までに】
こちらのキーボードは暗号化していないタイプ
こちらはセキュリティー強化のある暗号化タイプのキーボードLOGICOOL ワイヤレスキーボード k360r 。
色々各種メーカーが色々な仕様について書いているが、こういったセキュリティ情報があるかないか見落としがちなので今後気をつけたい情報だろう。
※画像元:amazon.co.jp